246回
2024/12 訪問
さらば2024年
近くのテーブルのママ友らしき二人が働く細胞が今の子供達の進路に与える影響という話をしていてへーッと思った。自分の子供の頃は巨人の星とか明日のジョーとかルパン三世だったなー^_^。大学でおそらく自分に一番合っている分野に出会いそのままライフワークに出来たのは、偶然の重なりと自分だけの意思だった。
好きな事を続ける事それは楽しいだけじゃない♩
誰のせいでもありゃしない皆おいらが悪いのさ♩
親が自分のやってる事を全く理解できないのもちょっとなんだなーと思ったけど、変に理解して口を出してきたら嫌だなーなどと思いつつ、オードブル、スープ、メインと進むくん。
店の最奥、南西の角のテーブルCは冬のお昼時の日差しが入って料理に陰影を付けて浮き上がらせる。
初めて来たらしい外国人のカップルにオーナー兼代表取締役社長兼…兼ウェイターのジェイクが店のコンセプトから始めてメニューの説明をしている。つくばに住んで何十年、こう言う店はここ以外知らない^_^
もうすぐ開店から足掛け3年に入る。料理はだんだん派手でバエル方向にシフトして来た感じで、客も増えた。たまに来るならこんな店というのはわかる。毎日来る飲み屋じゃないのだから。
いいえ草に寝転ぶあなたが好きだったの♩
2024/12/29 更新
2024/12 訪問
サンタのヒゲがやって来た
すっかり冬景色に変わったカエデ通り、閉店してしまい解体が進むそば屋さんの脇を歩いて来たら頬と手が冷たい。ジプロインの前まで来ると、さらにグレードアップした感じのクリスマスの飾り付けが気分を少し明るくさせた。
果物の中でも酸っぱい柑橘の多くは寒い季節のもの。だけど収穫しないと1年以上ピカピカしてぶら下がっていたりする。するとそれが花の開花か着果を阻害するらしい。果物の酸味と塩気の淡い自家製生ハムの相性の良さはこの店で知った。
メインにはクリスマス特別メニューらしいシーフードを選択。スープにもデザートにも雪のようなサンタのヒゲのような白いモコモコ^-^。ここは料理の季節感、季節のイベントを大事にする店だ。
2024/12/21 更新
2024/11 訪問
小春日和の日向ぼっこレストラン
去年の今日の食べログを見たら、やはり小春日和というタイトルを付けていた^_^。あの日食べたのはチキンソテーで、ディルとローズマリーがトッピングしてあったのがわかる。
去年開店した当初、スープはオニオンスープが定番だった。ほぼ毎日来ていた自分としては毎日同じスープじゃ飽きるな思っていたところ、いつか季節の野菜たっぷりのハーブ風味の日替わりスープになった。あっさりした味付けで野菜の味がダイレクトに深く感じられて沁み美味しく、飽きる事がなかった。自分はそれを目当てに来ていたようなものだけど、初めて来た人にはオニオンスープの方がウケるだろうし、慣れないハーブには好き嫌いもある。客によって求めるものが違い、一種類だけ提供する場合、多数派に合わせるのは仕方がない。
香草パスタに香草がついてないじゃ無いか!と思ったけど一応乾燥バジルが掛かってた^_^
外から見た時にこのビルの特徴になっている三角形の出っ張りはこの階段の上の吹き抜けで、天窓から昼間は採光し、夜は中の灯りが外に漏れて活動中を知らせている。
去年ここで観た土浦花火を打ち上げる桜川畔はあのパラボラの先あたりにある。今年はうっかり忘れていたけれど、話を聞かないので調べると、なんと中止になったと言う。中止?順延でもなく?アンビリーバボー!!
2024/11/22 更新
2024/11 訪問
クリスマス仕度が始まった
いよいよ深まる秋。本屋さんの脇のカエデの街路樹は木ごとにそれぞれ個性的な染まり方をしている。店の前まで来ると何やら店の前のデコレーションがデコデコして賑やか。クリスマスモードだ。階段の登り口で見上げるとオーナー社長兼給仕雑用係のジェイクが入り口周りの飾り付けをしているところだった^_^
オードブルの生ハムのベースにはうちの大家さんの差し入れだと言うかぼすのスライス。かぼすと言うのは名前の響きからしてほんわかほんのり系で、おおらかな感じの柑橘。でしゃばらず、生ハムともうまくやる。検索してみたら、名前の由来はよく分かってないそう^_^
閉店してしまった蕎麦屋さんの角でサルスベリが最後の花を咲かせていた。店の周りの藪の中ではとっくに店じまいした秋の虫の中で小さいコオロギのカネタタキたちだけがチンチンチャンチャンと今年最後の合奏をしてた
朝日に染まる南のベランダのカーテンに止まる、1週間前に生まれた今年64羽めで最終ランナーになったロンサムなオスのアゲハ
2024/11/14 更新
2024/11 訪問
医食同源
まだ一時半なのにもう夕方のような太陽の低さと陰の長さに驚く。今年ももう残すところ6分の1を切った。閉店してしまったそば屋さんから本屋さんまでのカエデはかなり色付いている。ジプロインの入り口から先はまだまだだ。
今日は久しぶりに朝からずっと快晴。この11月1日は旧暦の10月1日だったので、今日3日は夕焼けの名残の中に三日月が沈むのが観られそう。
今週の初めに風邪の引き始めのような状態になった。急に寒くなったのと、日照が少なくてあまり陽に当たってない、ジプロインにご無沙汰してたので何かのビタミン不足、辺りが原因かも知れない。甘いものは苦手だけど、たまにはスイーツも食べた方が良いのかも^_^
2024/11/03 更新
2024/10 訪問
旧暦重陽の節句に秋晴れのジプロイン
長い秋雨のような日々がようやく明けると、放射冷却で朝は今季最低気温、昼は乾いて最低湿度を更新中。汗だくで過ごした日々が嘘のように、すっかり暖房+加湿の季節になった。ジプロインに歩いて来ると、ウエルシアの上に箒ではいたような雲。
今日は秋野菜の代表格かぼちゃのスープ。かぼちゃの語源はカンボジアであると言うことはこの夏に知った。ぱっと見た目にはニンジンのスープのように見える。最初にショウガのようなピリッとした味がして、かぼちゃの甘味とロワイヤルの卵でほんわりと終わる。
2024/10/11 更新
2024/09 訪問
秋空の下の真夏日。ジプロインの階段を登る頃には汗がたらーり^_^;; でも暑さ寒さも彼岸までで、予報によると明後日の秋分の日を境に急激に涼しくなるらしい。去年もそうだった記憶がある。
今日もオードブルはパピヨン仕立て。家では今日、今年90匹目のアゲハのキャタピーが誕生。先輩たちと大部屋で柑橘の葉をモシャモシャ食べており、9月末は羽化ラッシュが見込まれる^_^。7、8月にはほとんど室内でアゲハが育たなかった。気温的にはそれほど下がっていないのに、9月に入ってからはまるで順調。目にはさやかに見えねども何かが秋にスイッチしている。
2024/09/20 更新
2024/09 訪問
天高く馬肥ゆる秋
昼間はまだ夏らしく低いモコモコ雲が行進してるけど、その背景の空は秋色で深く青い。馬が肥えるのは基本、冬に備えての皮下脂肪だろう。寒くなってからでは遅いので、生命活動にも適した秋に沢山食べて太る。そう言う本能が人間にもあるので食欲の秋なのだと思う。ただ、まだ暑さが居座って居て、お昼は今ひとつ食が進まない^_^
1時過ぎてから来たので降下を始めた太陽が西の窓からテーブルCに差し込んでいる。直射光に映えるチキンソテーを選択。カボチャとキノコが秋を感じさせた。秋野菜の炊き込みご飯があれば良いのにと思った。ここではピラフを見た事がない。
2024/09/12 更新
2024/08 訪問
かぼちゃの語源を知った日
ウエルシア通りのカエデがところどころ色付いて来た。明日から9月、セプテンバーは夏にさよならする月。今日で夏休みが終わって、無計画に楽しく遊び呆けた日々を後ろめたく悔いている子どもたちも少なく無いことだろう^_^。遠い昔の事だけど、そんな気分の記憶が残っている。今年は9/1が日曜なので1日の猶予が与えられた事に感謝して居るかも知れない。
スープに浮いてるかぼちゃが9月を感じさせる。ジプロインの夏の象徴だった冷製パスタにも少しかぼちゃ。もう名前からして幸せ感を醸すかぼちゃ。どう言う語源なのかと検索したら、カンボジアという語が訛ったものだそう。へーーーーーーーーっ!
2024/08/31 更新
2024/08 訪問
ピカタミラネーゼ?
以前ここでピカタ的な料理にミラネーゼと命名されてて、どういう違いかを少し検索した記憶があるけど、今日はピカタミラネーゼだそう^_^。検索してみると、そもそも日本でピカタと呼んでいる料理法はイタリア料理でのオリジナルとは全然別物らしく。
冬瓜というのは冬の野菜だと思ってたけど夏野菜で、夏に収穫して冬まで保存できるので冬瓜と呼ぶんだそう。へー。
真夏の冬瓜登場^_^
これご今シーズン最後の自家製ママレードだそう
うちのベランダにも4年目になるミョウガが居るけど、一度もミョウガを成らせた事がない。葉ミョウガかよ^_^
秋の雲の下で夏の雲がモコモコ^_^
そば屋さんの角のサルスベリが満開に
こんな空の季節もあったなと秋冬に見て思うだろう^_^
2024/08/11 更新
更地になってしまったそば屋さんの脇を通って今年初めてジプロインへ。店の前に来ると何やらお知らせがびっしり書いてある。見ると「移転のお知らせ」。ええーっ!
ジプロインつくばは今月末で閉じると言う事なのであと半月。
自分が食べログを書くようになったのもこの店の料理をアップロードしようと思ったのがきっかけだった。食べログ以前から数えれば300回以上は来て居るので、コメントはいつも変わらぬジプロイン風、で終わってしまう^_^
食べ終える頃に花小路のママさんが来店。インスタグラムでお知らせを見てびっくりして来られたそう。
ここがなくなってしまうのはもちろん残念だけど、ジェイクはまだ若いし彼のトリリンガルとこれまでの職の経験をより生かせる新天地を求めての事なのだろう。
昨年5月末にシェフにもらったメダカの卵びっしりのホテイソウからは何十匹のメダカの他に、目に見えるだけで6種類くらいの水生生物が生まれて、今も豊かな生態系を机の上に作っている。特に水陸両生の小型の巻貝であるホンオカモノアラガイは愛嬌のある顔立ちと体型で和ませ、せっせと水槽の壁面掃除をしてくれている。ホテイソウにびっしり卵で付着していたこの貝の事をシェフはご存知なかった^_^。初夏に卵から生まれてすくすく成長したメダカは夏の盛りに幼児体型のうちに卵を産み、その後も時々産卵。今はすっかり大人びて、先週からはまた真冬の産卵を始めた。